【仮面ライダービルド】数式だらけの腕時計の解説
仮面ライダービルドの記事です。
ビルドの時計について
仮面ライダービルド始まりましたね。今回は、天才が物理学者が主人公ということで数学や物理に関するアイテムが盛りだくさんです。そんな主人公のアイテムの腕時計に今日は注目してみたいと思います。
これが、主人公の時計ですが「何これ?」と思われた方も多いでしょう。一応、1~12時の数字を数式で表しているのですが、結構難しい内容も入っています。理系で高校数学までガッツリ勉強した人からすれば簡単にみえますが、ほとんどの人は難しい内容かもしれません。それを少しづつ解説していきましょう。
①高校1年の内容 三角比
サイン・コサイン・タンジェントのタンジェントです。タンジェントの45°は下の図の通り1になります。
②中学3年の内容 平方根
平方根・ルートです。中の数は2回かけるとその数になる数です。2回かけて4になる数字なので、答えは2になります。
③小学3年の内容 割り算のひっ算
198÷66のひっ算の形です。割り算のひっ算なんて久しぶりという人は是非、紙に書いてやってみてください。ちなみに、答えは3になります。
④高校2年の内容 対数
急に難易度が上がります。lnと書いていますが、これは底がe(自然対数)のlogのことです。難しい話は抜きにして、以下の法則があります。
そのため、答えは4になります。ちなみにaに何を入れても、aになるので実はどこでも使える数字なんですね、これ。
⑤中学3年の内容 2次方程式
xが2乗になった方程式、2次方程式です。解いてみると
あれ?答えは±5になります。ただ、これはおそらく周りの辺の長さが3,4,5の直角三角形のピタゴラスの定理を言っていると思うので、辺の長さはマイナスにならないので答えは5になると思います。
⑥高校1年の内容 階乗
!のマークをみて、何と思う方も多いかもしれませんが、これは階乗という数学のマークです。階乗とは、その数字とその数字より1小さい数字を掛け算して、それが1まで繰り返す計算方法です。つまり、
となるので、答えは6になります。
⑦高校1年の内容 循環少数
9の上に点がついています。これは循環小数を表します。9がずっと続きますという意味です。そのため、6.9999999…になります
6.9999999…は9が無限に続くため、7に限りなく近くなり、それはイコールになります。そのため答えは7になります。
⑧小学3年の内容 分数
16分の2です。これを約分してあげると、答えは8になります。
⑨小学2年の内容 九九(掛け算)
これは簡単ですね。九九です。僕は、さざんが9という覚え方をしていました。答えは9になります。
⑩中学1年の内容 1次方程式
xに何が入るかを計算する問題です。xを左辺に移項して、数字を右辺に移項してという計算をすると・・・
xは10になります。つまり、答えは10です。
⑪現在は高校で習わない 16進数
bの頭に0が付いています。これは16進数を表しています。(0ではなく0xのほうが一般的ですが) 16進数とは0~9の数字とa~fのアルファベットで数を表します。9のつぎが10じゃなくてaになります。例えば下のように
つまり0bは11になるということです。
⑫現在は高校で習わない 2進数
以上で、数式の解説は終わりです。いかがでいした?何問わかりました?
ちなみに、すでに予約終了ですが、バンコレでこれを売っているみたいですね。
8万円とか、かなり高額な商品です。
以上。ビルドの時計の解説でした。